JOURNAL
香りの、読みもの。
香りをつくる言葉を、化学と感覚の両方から。研究でわかっていることと、ひとつの製品については言えないことを分けて紹介します。
CHEMISTRY
ラクトンとは?香りの化学用語と桃らしい香気の関係
ラクトンは特定のひとつの香りの名前ではありません。分子の構造を表す化学用語で、香りの感じ方は個々の化合物や組み合わせによって異なります。
BODY ODOR RESEARCH
体臭のラクトンC10・C11とは?研究結果と読み取りの注意点
体臭の研究で扱われるのはラクトン全体ではなく、γ-ラクトンC10・C11など特定の成分です。限られた研究結果を、すべての人の年齢や香りの評価に広げないことが大切です。
FRAGRANCE LANGUAGE
スキンセントとは?香水の用例と肌の匂いを読み分ける
「skin scent/スキンセント」は資料によって指すものが同じとは限りません。香水のスタイルを表す例と、肌本来の匂いを生かす商品コンセプトの例を分けて読みます。
PEACH AROMA
γ-デカラクトンとは?桃の香りの研究からわかること
γ-デカラクトンは、桃の香りを構成する成分のひとつとして研究されています。ただし、桃らしさを一種類の化合物だけで説明することはできません。
AROMA CHEMISTRY
δ-デカラクトンとは?γ-デカラクトンとの構造・香りの違い
δ-デカラクトンとγ-デカラクトンは、どちらもC10H18O2ですが別の化合物です。環構造と、香料資料に記された香り・用途を分けて解説します。
AROMA CHEMISTRY
γ-ウンデカラクトンとは?桃のような香りと「C-14」の意味
γ-ウンデカラクトンは、桃のような香りと表現されることがあるC11のγ-ラクトンです。「Aldehyde C-14」は別名で、分子式や正式な化学分類を示す名前ではありません。
AROMA SCIENCE
桃の香り成分とは?ラクトンだけでは説明できない果実の香気
桃の香りは、複数の揮発性成分と、それらを嗅いだときの知覚が組み合わさって生まれます。ラクトンは重要な手がかりのひとつですが、唯一の成分ではありません。
FRAGRANCE TERMS
ラクトンとムスクの違いは?化学構造と香りの表現を比べる
「ラクトン」と「ムスク」は同じ種類の言葉ではありません。ラクトンは化学構造の分類、ムスクは香りの表現として使われることが多く、ひとつの素材が両方に当てはまる場合もあります。